OSXのパッケージデザインの狙い

OSX

OSXでは、パッケージにはネコ科の動物を採用して、その動物の顔の部分を大きく目立つようにレイアウトし、デザインされている。

なぜ、こんなデザインにしているのか?と疑問に思った事は無いだろうか?

 

 

 

 

Design Rule IndexのP.192によると、これは「脅威の検出」という人間の祖先が自然淘汰を生きる中で培った能力に反応するように、デザインされている。

花の写真と蜘蛛の写真を、人間に提示すると、人間にとってより危険な蜘蛛の方が短時間で検出することができるそうだ。

素早く注意を引き、脅威や胸騒ぎを感じさせるのに適した手法で、混み合った商品棚のように雑音の多い環境で注意をひく場合に有効だそう。

さらに、P.72の「フェース率」の解説によると、体の部分を含めず顔の部分を大きくデザインにしめることで、凶暴な性格(書籍内では人格的属性)がより強調される。

新しいシリーズが出るたびにどのネコ科か話題に上るけど、いつもはっとして胸騒ぎが起こるのは、こういったデザインの意図に反応してしまうからなんですね。

 

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